フィッシングキャップ

日の本全国津々浦々 皆の衆ぅ〜〜

おいっすぅうぅぅぅう〜〜

今日も1日元気に〜

本日のてくさす、気温9℃!曇り

午前8時の西の空、気温2℃!小雨かと思えば小さな氷の粒が降ってきた!

 

あのシェリダンコンテストが今のような誰でも賞取りできるような
グチャグチャカテゴリーになる前の、たった5部門しかない時代に
その1つのエントリー部門の出展が140点の中でベストオブカテゴリーを

いただいたフィッシングキャップです〜

 

糸とハトメ金具と後ろのバックル以外全部革!
当然ニジマスも水しぶきも全部革!

 

正面から流れる清流がツバの川面でニジマス釣り!

 

このニジマス、厚革をプレスして貼り合わせ、

彫刻の要領でニジマス本体の形を削り出す!
そこに0.5ミリの薄革を巻き付け貼り込み、目や鱗をカービング!

フィンはゴートの生革を使用してます〜

 

おもての清流での背景山並みがキャップ内側では秋の湖に変わってます〜

この山の稜線はおもての山とピッタリ同じ稜線を追ってます〜
さてどうやったら2枚貼り合わせなのにおもても裏も稜線がピッタリ寸分狂わず

同じにできたんでしょう〜〜?
内側の巻き込み革もツバの取り付けも市販ベースボールキャップと

作りが全く同じ!
これ、革ではほぼ不可能なんです〜
ツバに使ってる革の厚みが3ミリもあって、それに裏革貼ってるので

4ミリ近い厚みのツバはいくら縫い代を薄く漉いても
縫ってる最中確実に破けます!
それを破かず手縫いのピッチ3ミリで縫ってるのがここの見せ場!

 

ツバの裏側は水面下から見るニジマスの水しぶき!

 

この当時は3本ヨリの手縫い糸を持ってなかったので
5本ヨリ糸をほぐして3本ヨリを作って全体を縫い上げて、

余った2本を固めて釣り糸にしてます〜

 

ニジマスの口の中も見せ場!
このニジマスでDavid式掟破りの色つけを確立したんです〜!

もう23年も前のことです〜

 

制作途中のツバ部分!

フロント部分のカービング、おもて1ミリ、うら0.5ミリの貼り合わせです!

その1ミリ厚の革にカービングしてます!!
David式掟破りの色つけを確立したこのニジマス、下地色はあえてボカしてます〜
この色つけはあの風切り羽根などにものちに応用、
HOW TOはFBの裏技グループでのみ公開してます〜

 

内側制作途中の写真も出てきました〜

ツバの汗止め?ってぐるりと巻いた革の見えなくなる内側も湖の絵が!

この汗止め革とツバとを中表で縫ってあるのが普通のベースボールキャップ、

それを同じ縫製方法で革を縫うって、ほぼ不可能なんですよ〜

貼り合わせ1ミリのおもて革縫い代を0.5ミリに漉いてあるので確実に破けます!

それを可能にするまでに、これは試作品を3つチャレンジ!

それに、キャップのおもては黒、中は赤、どちらもアルコール染料を使用、

染めてる部分の革は0.5ミリですよ!!

革に携わるものならアルコール染料で0.5ミリ厚を裏表から違う色で染めること

不可能に近いことはお分かりでしょう!!

ちょっとの油断で簡単に反対側に滲み出ます!

特にトコ面側から赤を染めると黒が茶になる、

それを黒にしようとするとおもてはムラ、赤に黒が滲み出る!

これ、乾いたからっておもてを黒に修正してもダメね!

一度滲ませたらもうボツ!

キャップ後ろの4ピースの染めを1発成功させるために、

試作品に使った分も含めて半裁1枚使ってこの4枚だけが成功した!!ってレベルです!

 

ニジマスの口の中の再現は本物のニジマス買ってきて

口の中を観察、細かく写真撮って、その後は焼いていただきました〜

 

今ではクソでもリボンが取れるカテゴリ過多のシェリダンコンテスト、
フィッシングキャップをエントリーさせた最初のシェリダンコンテストは

たった5カテゴリー!!!
このフィッシングキャップを出したカテゴリーは頭のてっぺんから爪先まで!

このエントリー数140点!の中でのブルーリボンとベストオブカテゴリーね!
今時のコンテストならエントリー数少ないところ狙って物を作れば

否応なしにリボンくらいは引っかかる!その程度のコンテストで

リボン取ったと生徒に天狗になってる日本のセンセ様!!恥ずかしっ!

 

こういうシビアなコンテストで賞を取ると、今時のコンテストは価値がない!
ってことで、この賞以来のコンテストへの創作意欲はゼロ!
超アホくさっ!
だいたいね、たかがコンテストに出すのに1年がかりとかで制作してるセンセ様や

コンテスト出展狙いのクラフターって、よほど暇なんですね〜

ブログはインスタではないので本名又は私が誰だかわかる既に承知の
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コメント: 4
  • #1

    ちかこ (火曜日, 08 3月 2022)

    こんにちわ〜 そう、このキャップを初めて見た時 ビックリしたもんです。魚が跳ねてて釣り人が奥にいて 凄い場面だなーって思ってました。釣り好きにはたまりませんね

  • #2

    David (火曜日, 08 3月 2022 12:52)

    >ちかこさん〜
    最近のコンテスト見ててもこういうオドロキ発想ものがほとんど皆無ですよ〜
    コンテスト見に行くと趣味レベルのオープンクラス出展者の方が、革のその質にとらわれずに面白い発想でもの作ってますよね〜
    プロ職人とかセンセ様のはめちゃつまらないものが多いです〜

  • #3

    fuggio (火曜日, 08 3月 2022 21:14)

    お疲れ様です
    この記事がなんと書いてある気になって翻訳アプリで見てみたら、非の打ち所がない創作工夫に優れた職人技と書いてあるんですね。凄い評価ですね♬
    ほんと素 何度見ても凄いです!

  • #4

    David (火曜日, 08 3月 2022 21:19)

    >fuggioさん〜
    でしょでしょ!この評価は嬉しかったね〜
    あのJim Jacksonやピーターと並んでの掲載評価だしね〜
    現地でコネで並んで彼と写真撮ってるセンセ様たちとは違うのよ〜〜〜
    と自慢してみたい〜www

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