革でリアルに近い羽根を制作してると、
ただ羽根を作るんではなく何かに利用できないかと考える。
そこで何年か前に閃いたネイティブ風バレッタに利用しようと
制作したのがこちらです。
羽根はただのレザークラフトではなく、
よりリアルな羽根に近づけるため厚み4ミリの革から
全体を漉き出していきます。
通常は3ミリ厚の革を使用しますが、
今回はDavid式ターコイズおもてからインレイをするために
少々厚い革を使用して、インレイ後に全体を漉きました。
羽根軸は隠し技で折れません!
バレッタ本体にも羽根をデザインしていきます。
David式ターコイズをおもてからインレイしたアップです。
バレッタのカービングが終わりました。
羽根1枚1枚を背景からめくり出してます。
色つけと合体が終わったところ!
羽根の色つけはDavid式掟破りの色つけで
ギラギラ感を出すキャンディーカラー風に仕上げてます。
この掟破りの色つけで髪につけた時にバレッタと羽根がより映えてきます。
レザークラフターなら本来やってはいけない色つけ方法を
逆手にとってやるチャレンジ心がこの方法を確立させてくれました。
山姥みたいな髪の毛につけて自撮り!w
出来上がったところで売れてしまいました〜
裏は無地だったけど、シリアルナンバーとイニシャルが欲しいということで
表にはめくれてる羽根がありながら打刻ナンバリングしました!
でも、表の羽は全く潰れません!潰れないように制作してるので
シリアルナンバー打刻も問題なくお引き受けしました。
イニシャルを入れながらせっかくなので周りにデコカットも入れました。
切り出した羽根の革は4ミリでしたけど、
出来上がりの羽根は厚いところでも2ミリ、エッジは0.5ミリまで薄く漉いてます。