月下美人シリーズ その3

月下美人シリーズ、そもそもこの髪飾りから次々オーダーいただき

感謝感謝でございます。

 

ターコイズ表からインレイで制作した髪飾り、

串の根元にもターコイズを入れて制作しました。

 

最初にオーダーの話をいただいた時のイメージスケッチです。

 

で、最初のオーダーからただ1本の串ではありきたりだな〜と思い、

必殺シリーズ "飾り職人の秀"ふうなイメージを持つ 二本かんざしにすることに!

ちゃらり〜〜〜んとは音はしませんが、まずはアルミの板からの削り出し!

アルミの特性を生かし、こんな削り出しです〜

厚み3ミリ、幅25.4ミリの素材です。

 

削って磨き込んでこんな形まで持っていきました〜

当初の予定では最初のスケッチのように

コサージュのような月下美人一輪をかんざしの根元に

取り付ける予定でした〜

なので、こんな反りと逆反りを加えて、全部手曲げで整えました。

先端いくほど細く、細い隙間になるようにも全部手曲げ!

 

話は途中から変わりw、粋な扇型の根元にしたいと要望が!

出来ませんという返答は我が辞書に無いので、

(ハナっからムリだそれは!ってのはあります〜)

それでは粋な扇型にしましょう〜ということで、

Amazonでファイバーエポキシをポチって、到着を待って

ファイバー仕事しました〜〜

 

厚みのギャップにはファイバーパテを使い、

ファイバーシートでサンドイッチ加工をして

ベース部分が出来上がりました!

真ん中の十文字は裏までの貫通穴あけて

ファイバー繊維を貫通ネジ代わりにして

裏表一体になるように強度も出してます!

 

同時進行でカービングもやってます〜
エンボス加工は裏からデザインを膨らませ、

そのデザインをモッコリさせる技法ですね〜

これはその反対技の花芯部分を凹ます デボス加工と言います!

厚み6ミリの革から、花びらの大外から花芯に向かって凹むことで

各花びらがせり立ち、リアルな月下美人風になるのです!

 

 

デボス加工が終了した厚み6ミリの革!

花芯部分で厚み2.5ミリです!

 

厚み6ミリのエッジでは厚すぎるので、

花びら大外からエッジに向かって、エッジが3ミリになるように

漉きを入れて、そうすることでさらに花がモッコリ、でも花芯は深いところ

に見えるような仕上げになり、同時にさらに花びらもせり上がる加工が

容易になります!

 

裏の床面は見ての通り平らです〜
裏は平ら、表はデボス加工これからの新しい技法です〜

 

それぞれのピースが出来上がりました〜!

 

ピッチ2.2ミリで外周を手縫いして必殺シリーズの武器が形になりました〜w

 

粋な扇型の湾曲とデボス加工で花びらのせり立ちがすごいでしょ〜

 

ヒビの入らないアクリルカラーで花びら1枚1枚めくれ上がった裏までも

ボカシ塗りをしながら仕上げてます〜
背景の黒は漆っぽく見えるように仕上げ剤の調合をしてます。

エッジの金色は掟破りの色つけ方法で仕上げ、

ゴールドのアクリルカラーではありません!

 

武器なので鞘も作りました!w
当然逆さまにして振ってもかんざしは抜け落ちません!

 

ゴールドのアクリルカラーと違い深みと艶のある掟破りの色つけで

ゴールドというより、金が生きてます!

エッジも今回初めて革専用のエナメルパテを使い裏革との継ぎ目が一切見えないよう

仕上げてます!
エナメルパテは革専用なので繊維との食いつきもよく

サンドペーパーでサンディングも出来るので

こういうエッジ仕上げや貼りあわせの段差処理に最高です〜
ただしパテ処理後はエッジに染料で色つけは出来ません〜

 

このモッコリ感と花びらのめくれ具合、それでいてこの角度からは

花芯が見えないほどに深いところに〜!

エッジにゴールドじゃなく金を入れることで

より和風らしさが強調されました!

 

こんな武器にも使えます〜〜〜
必殺!

 

無事にオーダー主様の元へ届きました〜
この着物を着る時使うのかな〜

 

その前に本職が待ってるので使うとか?
必殺おくみの誕生です〜!〜!

 

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