自然に帰った牝牛からスカルの壁掛け製作

 

自然界の厳しい中で子牛を産んだものの産後の状態が悪く

亡くなってしまい自然に帰った牝牛のほぼ白骨化したスカルを頂き、

クリーニングから横たわってた時のイメージにスカルを染め

革屋ならではのレザーアートとして甦らせました。

 

土産物屋で売ってる牛のスカルは、100%上部スカルだけなので

こうやってフルフェイスで合体させることができ 貴重な逸品となりました!

 

子牛を産んだ産後の状態が悪く、残念ながら亡くなってしまった牝牛。

牧場の外れで自然に帰って行った。

 

亡くなって約3ヶ月、コヨーテやハゲタカの餌となり

ほぼ白骨化してしまった牝牛、生前の写真を拝見してたので

自然な姿で甦らせたらと思い、牧場オーナーに連絡を。

 

ほとんど虫もいないし白骨化したミイラ状態でした〜

 

家に持ち帰り先ずは漂白水の中に漬けて1週間放置、

余分な皮や硬くなった肉片を日ごとにチェックしながら取り除く。

 

さらに隅々まで綺麗にするため薬品水で煮込みながら筋などを取り除く。

 

完全にクリーニングが終わった上部スカル。

地面に横たわってた牝牛のイメージに合わせてあえて汚しを入れる!

 

最後までどうするか迷いながらも貴重なフルフェイスのスカル、

合体させることに成功〜!

フルフェイスのスカルは土産物屋でも売ってないわけがよくわかる

大変な作業だった!

 

ここからは革職人の出番〜!w

使用する革と同じ厚みの床革で詳細な型紙を作り、

それをカービングする革に写し最終トリムをして

てくさす州のシェイプの位置を確認中〜!

 

スカル前頭部に合わせて最終ウェットフォーミングがあるので

デコカットが潰れないように この時点ではデコカットを入れてません。
バックグラウンドに色差しを終えて いよいよスカルと合体です〜!

 

合体後にはスカルに貼り付けた状態からもう1度主要刻印を用いて

陰影をはっきりさせるために3次曲面で打刻を し直しました!

打刻し直した後にデコカットをスカルの3次曲面でカットしました!

 

2トーン防染ワンタイム技法でアンティック染めだけど、

普通のペースト状のアンティックフィニッシュじゃなく

ジェル状の柔らかい浸透性のいいアンティックを使用して

濃厚感を出すことに成功〜!

ジェル状の柔らかいアンティックを使うことで

防染の上からでも程よい浸透力が得られ、

さらに てくさす州の部分は防染の上からも全体に馴染む色で

スカルの汚し剤で軽く染め直しも可能な技法です〜!

この防染とジェルの組み合わせは磨けば磨くほど

銅像のように深みのある濃淡を可能にしてくれます!

溶剤でハイライトの効果も出せます〜

ペースト状のアンティックと通常の防染では濃淡がはっきりしすぎて

ワザとらしいしふさわしくない!

 

てくさす州の防染の上からさらに軽く染めて汚しを入れた!

 

左面を見た図!

 

右面を見た図!

 

このあとは このまま壁に飾るか杉板を使って

壁掛け用のバックボードを製作するか検討中〜〜!

 

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