サドル作りの醍醐味であり技の見せどころ!

サドル作りで革と戯れ騙し、革の繊維の隅々まで知り尽くさないと出来ない

至難の業の見せどころ!

サドルの前の膨らんだ部分をスウェルといい、このスウェルの形状にもよるが

写真のような形状を1枚革で継ぎ目なしに巻けるサドル職人は 今では希少な存在!

至難の業を支える道具たち!

ハンマーは、右端のハンマー以外はヘッドの両面を用途に応じて使い分ける!

全部で7種類のハンマーヘッドを使うことになる!

陰の功労者は1番上のオラオラチューブ!w

 

革とボンドの乾くタイミングで繊維を騙しながら徐々にスウェルに馴染ませ、

その都度、上のハンマーを用途別に屈指して革の繊維とボンドを食い合わせる!

 

今回は、こちら側の繊維が反対側と比べて異常に固くほぐれ難く

ここまで繊維を騙して馴染ませるのに一苦労!

 

革の厚み平均4ミリ! 

その厚みをひっぱって両サイドの膨らみにかぶせるのではなく

膨らみの部分は革はそのまま自然体、その革を前後から絞って来ると

余分過ぎる革が裾に集まる! その寄せ集まった裾の革をいかに馴染ませるか!

これには革の繊維の特徴と性格を捉えられなければムリっ!

 

右側は30分もしないでこのように綺麗にシワも無く革は馴染んだ!

 

左側は格闘のあとが見れるだろう〜w
どうしても前の部分と後ろにしわ寄せが来るのを

最終的には見える部分にはシワが出ないように馴染ませ成功〜!〜w

濡れた革を仮付けで馴染ませ、それからボンドをつけてから貼り合わせる為

仮付けである程度繊維が崩れて裾が馴染んでないとボンドをつけてから

そのボンドが革の床面から全部剥がれ落ち、1度剥がれ落ちると2度とくっ付かない!

なので、革の乾くタイミングと中の見えないボンドの乾くタイミング、

見えない内側の床面の繊維の乾くタイミングを見極めなければ

乾いたあとにプクプクと浮き上がる場所が出来て、そこは2度とくっ付かない!

 

最近のサドルショップの職人はこの1枚巻きが出来ない者が多く

この写真ように縦に切り込みを入れて前後の余分な革をここで逃がし

革の厚みの中で縫い合わせて適当に仕上げる!www

 

前から見たサドルショップのスウェル!
うちで作業中の上から2枚目の写真とまったく同じ形状!

 

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