ショップのサドルと投げ縄チャンピオンのサドル

ショップで作るサドルと投げ縄チャンピオンの使うサドルの作り方を比べてみた!
先にショップのサドル、次に投げ縄チャンピオンのサドルを説明付きで初公開ぃ〜w

ショップで作るサドルは作業時間短縮もあるけど 

技術的に出来ない職人は 前の膨らみを1枚革で巻ききれない為 

前後を決めたら このように横に切れ目を入れ余った革をトリミング、

これ以上開かないように革の厚みの中で

ステッチをかけるのです〜

投げ縄のチャンピオンやその周辺のライダー達は拘る!

膨らみの部分をこうやって1枚もので巻くように指定して来る!
革の繊維を把握しながら あっちに逃がしこっちに逃がしと

革を馴染ませながら1枚で巻き込む!

斜め上から見てもほとんどサイズ的には変わらない両方のサドルの膨らみ!

下の写真と比べてみて下さい〜w 実際には下のサドルの膨らみのが前後には薄いのです〜

この程度の左右に張り出した膨らみと裾のくびれ、

巻けないサイズではないのに技術的に時間的に出来ないのがショップ!

この青い釘の打ってある部分!
シートイヤーと言う耳の部分だけど本来は丸く後ろに張り出し

コンチョが腰掛けの部分の下に来るように付けねばいけない!

この位置(釘の部分)を隠すようなコンチョの取り付けは

乗馬時に太ももの後ろに違和感を覚えるような座り心地となる!
このシートイヤーのカットは一発勝負!
それが技術的に出来ない職人は多い!!

アッシが作るサドルはこのようにちゃんとコンチョの付く丸い部分が

座るところより後ろに来るようなシートイヤーをカットする!

この部分をホーンと言う!

ホーンのエッジもむき出しで縫い目もむき出しのショップサドル!

この状態で投げ縄の縄をかけると直ぐに縫い目が痛みエッジも壊れる!

投げ縄をしないサドルならこれはこれでいいだろう〜

投げ縄チャンピオンのサドルは必ずこのようなエッジの保護をかねて

ローハイドと言う鞣す直前の生革を中表で縫い 糸目を隠してエッジの保護をするのだ!

投げ縄をここに巻き付ける時の摩擦で このローハイドエッジがないと

あっという間にボロボロになってします!

このローハイドは乾くとベニヤ板のように堅くなり

通常 サドルの前の部分を地面に接するように置く場合でも

このホーンの革を痛めることがない!

ハンドホールと言う 指をかけてサドルを持ち移動するときなどに使う穴!
この下地とシートのエッジとに大きなギャップがある場合

持って移動する時に指の第2間接にこのシートのエッジが食い込む!!

今回のこのショップのサドルは下地とシートエッジの差が13mmもあり

指に食い込み持って歩けない!!

アッシの作るサドルはこの部分の下地とシートエッジとの差を6mmに押さえてある!
指の第1間接はシートの下地のエッジに、第2間接はシートのエッジにかかった時に

全く食い込むことなく楽に持ち運びが出来る!

この前の膨らみを1枚で巻く為には このオラオラチューブを3本使って

ジワジワと革のシワをあちこちに逃がしていく!

この締め付け、外してシワの割り振り、締め付けと繰り返すこと半日!

革の繊維が馴染んだところで初めて即乾ボンドをたっぷり入れてかぶせ直し

更にオラオラチューブで締め付け ボンドの粘りがちょうど良くなるまで一晩寝かせる!

翌日 裾の方はもう1度ボンドを入れ直しシワを更に逃がしながら革の乾くのを待つ!

裾のほうの逃げ切れない革のシワがオラオラチューブより下にくれば成功〜!w

あとはシートが隠してくれるのでめでたしめでたし〜〜

こんなにも違うショップのサドルとアッシの作る投げ縄チャンピオンのサドルでした!
まだまだ他にもたくさん違いはあるけれどひとまずこんなところで〜

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