もう2度と作ることはない厚さ2ミリの革を重ね合わせた3Dアート、お買い上げいただきました〜
改めて、ありがとうございます。
今後アート制作も引退のつもりでおり、もう制作はしないかもです〜
この鹿のアートとミニチュアサドルを残すのみの中、本当にお買い上げありがとうございました。
たまには和風アートを!
般若を立体エンボス加工で制作!
背景の色つけと般若の木の雰囲気の色つけは巷のクラフターが大好きなアンティックフィニッシュを使って、ただ塗って拭き取って陰影を汚すのではなく、使い方で色の濃淡を出してます〜
背景の濃い部分は何色か忘れたけど、多分アクリル絵の具じゃないかな〜
背景の空から手前の岩とブッシュまでが7枚のレイヤーで構成されてます!
背景の空と山、針葉樹、手前紅葉樹、薙ぎ倒された木、鹿、足元の木、手前ブッシュと岩の7枚の立体重ねになります!
額は革巻き!
サイズは油絵額のF4(333mmX242mm)だったと思います〜
カービングにはご指定の鳳凰をDavid式エンボス加工でカービングして色つけも特殊な掟破り技法で施してます〜
横から見たがり屋の目線をわざと邪魔するような深い額で囲ってます〜
そこを顔突っ込んで覗いてもボロが出ない色付け!これ大事〜〜〜
額も革巻き
下から見た時のヒレの動きを感じさせる裏側までもの色つけ!
とにかくこういう切り裂きエンボスをやったら革の裏面や切り口、奥の奥まで完璧に色を入れる!
ここの中途半端は完全アウト!
2011年に制作した大鯉昇の壁掛けです〜〜
こういうエンボスって、ほとんどの人が横から見たがる!
その時、たとえば口がパテ壁で埋まってたらおかしいでしょ!
だからちゃんと開いた口の奥まで表現する!
これでこそエンボスよ!正面から見る立体ばかり気にして制作してるセンセ様!!!
光り輝く部分も背景の雲も全てDavid式掟破りの色つけです〜
本来組み合わせてはいけない材質のカラー材料を、あえて組み合わすことで
このギラギラ感とか背景のもやっとした色合いを出してます〜
図案から立体をイメージして革を膨らませていきます〜
2017年10月の講習会に、なんと1月からサンプルイーグルなど準備してたんですよ〜